寄付金の使い道

 

●特定非営利活動法人恩おくり〈江別〉
恩カフェ・よりあい食堂・支え合い講習会・支え合い交流会

 私たちは誰もが優しさを送り合い、安心して暮らし続けられる支え合いの社会をつくることを目標に様々な活動に取り組んでいます。活動を通して世代を超えてつながり、誰ひとり取り残さない、100年後も笑顔あふれるまちづくりを目指しています。

基金を活用した事業

①地域の居場所恩カフェの運営
②子ども食堂・地域食堂の運営
③ヤングケアラー講習会、交流会の開催
④広報活動

良かった点

 子どもたちが我慢せずお腹いっぱい食事ができたことが最大の成果でした。ヤングケアラー講習会で学んだことを活かし、若者へのさりげないサポートが実現でき、また活動を広く周知する広報物も作成できました。

 特定非営利活動法人恩おくりは、江別市において「誰もが支え合い、安心して暮らし続けられる社会」を目指し、大麻扇町商店街の空き店舗を活用して活動を展開しています。地域の居場所「恩ちゃん家」では、誰もが気軽に集える「恩カフェ」の開放や、みんなで作って食べる子ども食堂・地域食堂を運営しています。また、江別市内で唯一のフードバンクとして、市内の子ども食堂や関係機関と連携し「フードサポートネットワークえべつ」(仮称)の構築を進めており、各子ども食堂が地域に根差した生活支援の拠点となるよう支援しています。

寄付活用事業紹介
寄付活用事業紹介
寄付活用事業紹介

 拠点となっている大麻扇町商店街は、古くから地域住民の生活を支えてきた小さな商店街ですが、高齢化や後継者不在により衰退化が課題となっています。この課題に対し、定期的なイベント開催や「家庭菜園0円マーケット」の実施など、商店街の活性化に取り組んでいます。また、大学生など地元の若者たちと協働し、多世代交流の場としての機能も強化しています。
 活動に参加する大学生の中には、潜在的な課題を抱える方も少なくありません。ヤングケアラーや自己肯定感の低さなど、様々な生活課題を背景に「生きづらさ」を抱える若者もいます。当法人の活動を通じて、異世代との交流や多様な経験を積むことで、社会への旅立ちに向けた不安の軽減を目指しています。
 当法人には多世代のボランティアメンバーが関わっており、「みんなで作るみんなの居場所」として、誰もが役割を持ち、自分を認められる場づくりを心がけています。この活動を通じて、互いに優しさを送り合う喜びを感じ、支え合いが当たり前の社会づくりにつながることを願っています。

寄付活用事業紹介
寄付活用事業紹介
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■特定非営利活動法人恩おくり

代表者名: 岩本 希
設立年月日: 2024年2月14日
会員数: 34名
連絡先: 江別市大麻扇町3番地の16
TEL: 080-9279-5251 メール:npo.onkuri@gmail.com
☆北海道社会福祉総合基金とは
 昭和48年に民間福祉事業の進展のために設立された基金です。基金の運用益を活用しながら、道内の児童、障がい、高齢者、地域福祉分野に対する様々な福祉活動を行う団体への助成事業を進めています。


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北海道社会福祉協議会企画総務部企画総務課
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かでる2.7 3階
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