寄付活用事業紹介

 

●北海道トゥレット障害支援の会 〈札幌〉
トゥレット症の認知度を高め、多くの方に理解してもらいたい

 北海道において、トゥレット症に悩む当事者、ご家族のコミュニティの場の提供、道民の方々、医師、学校の先生、教育関係者、保健福祉関係者等にこの病気の理解、啓発活動を行っています。また日本トゥレット協会の医学会からの情報等も共有しています。


トゥレット症について
トゥレット症について

 この病気は、チック症が重症化したものです。音声チック(突然大きな声や奇声を発したり、鼻がクンクンなる)や運動チック(目をパチパチしたり、首や肩が動いたり、体の部分が自分の意思とは関係なく動いてしまう)の両方を持ち、一年以上症状が続くとトゥレット症と診断されます。  病気と知らない周りからは、嫌がられたり、不快感をあたえたり、いじめを受けたりする場合があり、ますますチック症やトゥレット症が悪化したり、ひきこもりや、うつ症状の原因になったりもします。また後に、合併症(強迫症状や強迫性障害など)になる頻度も高まります。

トゥレット症について

北海道トゥレット障害支援の会の活動
北海道トゥレット障害支援の会の活動

 この病気は、医師や病院関係者、学校の先生や教育機関、保健福祉関連の方にも認知度は低いのが現状です。わたしたち支援の会は、この病気の理解、啓発を多くの方に広報するため、平成31年3月にトゥレット症の講演会と交流会を開催しました。
 東京からトゥレット症を多く診断されている医師と障害支援と就労支援の観点から札幌市の発達障害支援センターの講演、さらには当事者、ご家族の体験談など、全道から参加(70名)された方に有意義な会となりました。資金不足のなか、北海道社会福祉協議会のご協力を頂き、開催することができました。
 今後もトゥレット症の啓発を目的として、会を発展して参りたいと思います。よろしくお願い致します。

北海道トゥレット障害支援の会の活動

★北海道トゥレット障害支援の会の概要★

住所:〒062-0053 札幌市豊平区月寒東3条19丁目11-11
電話・FAX:011-854-2177
ホームページ:https://tourette-hokkaido.org/
代表者:逸見 和紀
団体設立年月日:平成28年7月
☆北海道社会福祉総合基金とは
 昭和48年に民間福祉事業の進展のために設立された基金です。基金の運用益を活用しながら、道内の児童、障がい、高齢者、地域福祉分野に対する様々な福祉活動を行う団体への助成事業を進めています。


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北海道社会福祉協議会企画総務部企画総務課
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